XBOX

XBOX「State of Emergency」

2003 / Rockstar Games / VIS Entertainment / XB PS2 PC

↑ロケット・バーガー!(特に意味はない)

北米版XBOXソフト「State of Emergency」を紹介!

バイオレンスゲーム界きっての悪童、泣く子も黙るロックスターから発売の暴走アクションゲーム!その筋では抜群の知名度を誇るある種のメジャー作品、このゲームを機に多くのゲーマーがバイオレンスジャンキーへと道を踏み外したであろう問題作だ!

↑これは完全に問題作!

非常事態宣言発令!

バイオレンスジャンキーならずとも、洋ゲー好きの方であればご存知の方も多いと思われる本作は、ロックスターが送る2003年発売のアクションシューティングゲームです。
多くのバイオレンスゲーマーが狂気したこのゲーム。ゲームシステムはいたってシンプルで、
”敵を倒す、破壊する”それだけ。

本作はそう遠くない将来、街は国家のコーポレーション共に支配されていました…。OPでは鬱憤の溜まった市民達が大暴動を起こしているのが映され、プレイヤーはその暴動に乗じて、街を破壊し、国家の犬共を殺戮しまくります。
と、申し訳なさげにストーリーがありますが、要は暴れまくれということです。

ステージを動き回り、落ちている武器をBボタンで拾ってAボタンで撃ちまくるこれだけ。単純過ぎるといえばそうですが、このゲームに難しい操作やストーリーは一切不要なのです。

↑何だこの地獄絵図は!

レッツ!キル・エム・オール!

このゲームのメインとなる「カオスモード」、敵を倒し一定スコアに達するとクリアなのですが、プレイヤーに与えられた時間はごく僅か。敵を倒すと現れる「時計」を拾うと時間が加算されるので、とにかく敵を倒しまくりましょう。

敵の種類は「警察」「軍隊」「コーポレーション」「ギャング」の4種類。
初めは単体でうろついているぐらいなので、敵を怒らし、おびき出さなければならないのです。
パトカーや装甲車を破壊すると警察、軍隊が駆けつけ、店を壊すとコーポレーションが、ギャングに関しては…そこらへんにうろついてるギャングをシメれば沸いてきます(笑)

このようにして敵を出現させ、殺戮しまくりスコアを稼いでいきます。

↑ステージセレクト画面

シーク・アンド・デストロイ!

舞台となるのは「ショッピングモール」「チャイナタウン」など4種類あり、その日の気分でどこで暴動を起こすか選べるのですが、正直言って少ないです。そしてあまり変化がない気が…。
多少の風景の差はありますが、人の種類は少なく、一般人は皆暴動してるだけです。

この一般人なのですが、攻撃するとマイナスになるので、できるだけ当たらないようにしなければなりません。と、言ってもかなりの人数が動いているので完璧に当たらないようにするのは困難です、とりあえず多少の犠牲は覚悟しましょう(笑)

↑基本は走る、撃つ、走る

ライド・ザ・ライトニング!

長く生き残るコツはやはり常に動き回ることです。走りながら武器を拾い、撃ち尽くしたと思えばまた走り…と、電光石火のスピーディーなゲーム展開になります。

こうして動き回っていると後ろから敵が追いかけてくるのですが、これが結構しつこく、また足も速いのでなかなか面倒です…。そんな時は「グレネードランチャー」を拾い、走りながら前方に撃ちます。そうすると前に爆弾が落ちるのですが、爆発する前に上を駆け抜けると、いいタイミングで後ろで爆発して一網打尽にしてくれます。オススメ。

武器は結構豊富で、「マシンガン」「ショットガン」「ライフル」などの基本系統に加え、「ロケットランチャー」「ミニガン」「火炎放射器な」ども使えます。爆発系はプレイヤーも自爆する危険があるので注意が必要です。また、「ベンチ」「テレビ」などのフィールドに置いてある物も武器として使えます。

↑亡骸の山!拝んでいる暇はない!

年齢確認お願いします

本作は発売当初、その残虐なゲーム性と、バイオレンスな表現が問題となり、レイティングはM(17歳以上)なのですが、IDを見せないと買えないなどの厳しい措置が取られたそうです。

今となってはややチープな感じは否めませんが、首が飛んだり、切り落とした胴体を武器として使えたりするなど、バイオレンス度は結構高めです。

ただ、そうとは言ってもグラフィックがグラフィックですし、キャラもデフォルメされているので、そこまで陰鬱な感じはしません。スポーンと首が飛ぶのはスプラッター映画のような感覚と似ている気がします。

↑西海岸の風景!

BGMは2ビートで

XBOXでは手持ちのCDをHDDに取り込める機能がついているのですが、本作ではゲーム中のBGMとして取り込んだ音楽を流せる「カスタムサウンドトラック機能」が搭載されています。

バイオレンスな内容にスピーディーなゲーム性とくればやはり、激速パンクやスラッシュメタルなんかをBGMにするとカタルシス度MAXでプレイすることができます。

せっかくHDDに音楽が取り込めるんですから、カスタムサウンドトラック機能はもっとたくさんのゲームに搭載して欲しかったですね…。

↑カタナで大暴れ!

適当にプレイ推奨

上記の内容により1プレイは長くても10分程で終わり、暇つぶしや空いた時間にちょこっとプレイするのが本作の正しいプレイスタイルなのではないでしょうか。腰を据えて大作ゲームをプレイした後の息抜きとしてもいいと思います。

また、XBOX版では画面分割による多数人プレイにも対応しており、「バトルロイヤル」「チーム戦」など出来ます。何度か4人プレイをしたことがあるのですが、カオスっぷりは1人プレイの比ではなく、阿鼻叫喚のゲーム画面に爆笑すること間違い無しです!!!

↑キャラ差なんてものは無い!(笑)

アメリカならではのゲーム

もちろん日本では発売されていない本作ですが、なぜか続編の「State of Emergency 2」「ステート・オブ・エマージェンシー リベンジ」としてPS2版として国内販売されております。
開発元が別になり、全くの別物になってるらしいですがどうなんでしょうか…。

本作はXBOX、PS2共に国内本体では起動できませんので、プレイには海外本体が必要となるので注意が必要です。かなりいまさら感のあるゲームですが、バイオレンスゲームの古典として、興味がある方はプレイしてみてください…!以上!

↑アホアホなチートモード!(笑)
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